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自家現像はじめました

[荷物]
自家現像01a


タイトルの通りなんですけど....







まずは、必要な機材を手に入れることから。
全く始めてすることなので、一財産ですね。
ネットショップを利用させていただきました。

化学薬品や専門小道具、大物はネットショップで、あとの小物は100円ショップで揃えました。
色々と試行錯誤があるので、余計なものも買ってしまったりして。
おいおい、こなしていきましょう。



[自家現像への道]
自家現像01b



自家現像については、みなさん色々と書かれています。
小生は駆け出しゆえ、まだ語れるようなところまで行きませぬゆえ、機材やプロセスの徒然をblogに書いてみようかな、と。
日記と言いますか、備忘録といいますか。
後で読み返してみて、あぁこんなことしていたんだ、と思ってみようかな、と。


何事にも先達はあらまほしきなり、ということで、小生はかわうそ商店さんからリンクされている、ここ:「銀塩ウェットプロセス★モノクロ写真」を全面的に参考にさせていただきました。
氏は赤外写真についても造詣が深いので、以前から参考にさせていただいております。

この場を借りて、管理人:苅尾邦彦さんに厚く御礼を申し上げます。
ありがとうございます。
それと、いつも行く街の写真屋さんにも自家現像をやったことがある方がいらして、その方にも業務の合間(写真屋さんの普通の仕事:持ち込まれたフィルムやデジタル画像をプリント)に素人の相手をしていただき、まことにありがとうございました。



それでは、ぼちぼちと行きますか。
まずは、つぎの機材と方法で自家現像を始めてみました。


■フィルム充填

自家現像の最大の障壁と言えば、フィルムをリールに巻き取ること、それもダークバックの中で、でしょうか。
コレを克服する(?)ために、約1週間、一日約1時間程度、練習しました。
本番では、ちょっとまごついてしまいましたが、なんとかクリア。

リールは、LPL製のリールにしています。

それにしてもダークバックの中は蒸れますねぇ....
慣れていなくて、時間がかかる、と言うのもありますが。



■現像作業場所

洗面台です。
何とかここで納められるように、コンパクトに、使い勝手が良いように配置や作業要領を改善していきたい、と。



■フィルム現像

現像液については、色々と意見がありそうですが、まずは、Ilford ID-11 にしました。
化学成分のことを考えると、Kodak Xtol が希望でしたが、現在は5リットル用の粉末しか販売されておらず、今回は選択しませんでした。
いくら撮影するといっても、週末に2本以上の撮影は撮る方もPCでスキャンしたりプリントしたりといった処理する方も、結構しんどいものがあります。
自家現像を始めようと思ったのは、撮ったフィルムをすぐに見たいところから始まっていますので、週末または、貯めて翌週にこなすとして、小回りの効く量と値段の現像液を選択しました。
現像時に使用するのは原液、希釈は今後の課題。

何本か現像してみた結果から言うと、現像過多:真っ黒なネガになっているようなので、わずかに希釈(9:1)して現像時間を調整してみるのも一考なのかもしれません。

それより、温度管理かもしれません。

現像温度は20度を目標にしています。
もくろみ外れは、温度管理に用いようと思った水道水の水温です。
この時期(7月末)は、軽く20度を越えてしまっています。
初回は段取りが悪く、子供と一緒にやっていたこともあって、きっちり20度をキープできていなかった可能性があります。
2回目は保冷材を大量投入、現像タンクが冷える(?)まで十分に落ち着かせてからとりかかったので、初回ほどは現像過多にはなりませんでした。
温度管理には、当初、棒状ガラス温度計を使おうと準備しましたが、コレが折れそうで....
風呂に浮かべる温度計、子供の居る家庭ならなじみのあるアレ、にしています。
精度が問われそうですが、低めを狙うことで何とかなりそうかな、と考えております。

現像時間は、フィルムメーカ指定、もしくは、検索サイトで調べて、その時間にしています。
そのうち時間も調節していくことになろうかと。

攪拌は、現像液投入後1分毎に10秒以内に4回倒立させる方法です。

現像タンクとリールとセットで、LPL製のステンレス現像タンクにしました。
中古カメラ屋にマスコー製のがありましたが(LPLはなかった)、結構いい値段するんですね。
LPL製現像タンクのフタがステンレスからプラスチックになったのですね。
耐久性という点ではステンレスですが、密閉性から考えるとプラスチックの方が有利なのかもしれません。
耐久性というところまで使用するか、というところはありますけれど。
35mmフィルム2本用と1本用の2つを用意しました。



■停止

停止液は、Ilford Ilfostop にしました。
思ったより酢酸臭(酸っぱい匂い)がしなくて良かった、かな。

この酸っぱい匂いも自家現像のカベになっていました。
作業をするのは室内、それも専用の場所を確保できるわけではなくて、洗面台がいいところ。
そこが酸っぱい匂いに覆われて、染み付いてしまったら....、少々恐れていたので。
ちょっといい香りの芳香剤を置くことにしましょう。

停止浴は 30秒(ゆっくり20を数えるぐらい)で、ストップウォッチは使用しません。



■定着

定着液は、Ilford Rapid Fixer にしました。

定着時間は、フィルム指定の時間(上限)にしています。

攪拌方法は、現像と同様に1分毎に4回の倒立です。



■水洗

今のところ、次の処方で行っています。

・定着液排出後、水洗促進剤(Ilford Washaid)を使用した水洗水を注ぎ、5回の倒立攪拌
・水洗水を排出し、ろ過水を注ぎ、10回の倒立攪拌
・ろ過水を排出(破棄)、再びろ過水を注ぎ、20回の倒立攪拌
・ろ過水を排出(破棄)、再びろ過水を注ぎ、20回の倒立攪拌
・ろ過水を排出(破棄)し、完了



■乾燥

場所は、ご多分にもれず、お風呂場にしています。
現像作業に入る前に、シャワーでお湯を出して、湯気を満たしておきます。
換気扇、換気窓は閉めたまま。

水を切って、スポンジで水滴を拭き取るでも良かったのですが、水滴防止剤:富士写真フィルムのドライウェルを使うことにしました。
指定の濃度(20倍)でも濃いような気がしたので、更に倍ぐらいにろ過水で薄めています。
リール1本(または2本、現像タンクによる)毎の使い捨てにしました。
初回の現像で、後で現像したフィルムに使い回ししたら、そのフィルムにだけゴミが付着してしまいました。
乾燥状況は大きく変わりませんから、ドライウェルに現像している間、もしくは、前の現像上がりのリールなどからゴミが溶け込んでしまったのではないかな、と考えました。

ドライウェル浴は約30秒、ゆっくり20を数えています。

フィルムクリップで留めて吊るし、フィルムクリップをつけてぶら下げます。

あまり湿度が高すぎるといつまで経っても乾きませんし、急速に乾燥させるとフィルムのカールや反りが気になるので、湿度管理が難しそうです。
スキャン時にカール(長手方向)は無反射ガラスで押さえ込めそうですが、反り(短辺方向)はいかんともしがたいです。
無反射ガラスを重ねても、強情な反りは取れなかったりします。

あまり長いこと風呂場を占領するわけにもゆかず、ある程度の妥協と出来上がってからのカール・反り処置策で対応することになろうかと。

最後の最後に適当に切って、ネガシートに入れるのですが、これまた難関?!
コマ間って、結構狭いんですよね....
そこにはさみを入れる、コマを切らないように....
風呂場で中腰なんてことではままなりそうになかったので、ここは大枚叩いて、小型のLEDライトボックスを手に入れて、自分の部屋までフィルムを持って切ることにしました。
切る前に、スポンジでゆっくりとフィルム面を掃除しています。
スポンジは、King製のフォトスポンジWが具合が良いようです。
ライトボックスを向こうにおいて、コマ数とコマ間を確かめて、ブレないようにフィルムを切りそろえます。
カッターなど、今後考えるつもりです。




[自家現像したフィルム]
自家現像01c




ここまで、自分の整理のためにも書いてきました。
文字ばかりでしたね。

こんな調子でぼちぼちとやってみようと考えております。

突っ込み、指南・アドバイスなど、大歓迎です。
よろしくお願いいたします。

tag : 道具.自家現像

コメント

非公開コメント

No title

すごい! やりましたね。
WeekendOutdoorsさんらしく、一気に本格的ですね。
私もボチボチやってまして、またいろいろ教えてください。

自家現像

またやりたくなって来たなぁ(^。^;)

ヨドバシで薬液買って来ようかしらん♪

自分は、主にT-MAXデペロッパーとD76でしたね(^_^)v

定着は、フジのラビットフィクサーだったかな?

Re: No title

binbiiluさん、コメントありがとうございます。

> すごい! やりましたね。

お恥ずかしい限りで。
T2を手に入れて感動していた2年前には考えられないほどですね。

> WeekendOutdoorsさんらしく、一気に本格的ですね。
> 私もボチボチやってまして、またいろいろ教えてください。

こちらこそ、初心者ですので、色々とお教えください。

フィルム写真、それもモノクロ自家現像ということが普通のことではなくなってきているということなのだとは思いますが、「本」という媒体はあっても古い情報しかなく、Webを探すと百家争鳴で、どれをどう自分で取り込めばいいのか、悩ましいところです。
基本を押さえつつ、自分なりのスタイル・処方を煮詰めていくことになるのかなぁ、なんておぼろげにこの先を見つめています。

Re: 自家現像

赤杖さん、コメントありがとうございます。

> またやりたくなって来たなぁ(^。^;)

ふふふ、やりましょうよ :-p

> ヨドバシで薬液買って来ようかしらん♪

新宿東口本店は、揃っていますよね。よく行くようになりました。
ばったり会ったりして。

> 自分は、主にT-MAXデペロッパーとD76でしたね(^_^)v

T-MAXデベロッパーは、行きつけの街のラボの店員さんも使っていたそうです。
D76はいわば Defacto Standard ですよね。
ちょっと外して、小生は ID-11 にしてみました。

> 定着は、フジのラビットフィクサーだったかな?

現像液をイルフォードにしたので、イルフォードでそろえちゃいました。

結構、ミーハーだったりしますw

そうだ

書き忘れてました。

定着液で、ステンレス製のキッチン、風呂釜などが激しく劣化、錆びて細かい穴が開くので気を付けて下さい。

自分は、キッチンでやっていたのですが、油ひいて、その上にラップをひいてやって、ようやく錆なくなりました(^。^;)

No title

素晴らしいですね。

ほんとWeekend Outdoorsさんは凝り症ですなぁ(笑)

Re: そうだ

赤杖さん、情報ありがとうございます。

> 定着液で、ステンレス製のキッチン、風呂釜などが激しく劣化、錆びて細かい穴が開くので気を付けて下さい。

幸い?、小生宅の洗面台は人造大理石(早い話が瀬戸物)で腐食の心配は少ないと考えております。
どちらにしても薬品ですので、取り扱いには十分気をつけたいと考えております。

> 自分は、キッチンでやっていたのですが、油ひいて、その上にラップをひいてやって、ようやく錆なくなりました(^。^;)

食べ物を取り扱う場所との共用は避けようと考えております。

Re: No title

nakkyさん、コメントありがとうございます。

> 素晴らしいですね。

いえいえ、それほどでも。
モノクロに手を出した時点で、通るべくして通る道だったのかな、と。

> ほんとWeekend Outdoorsさんは凝り症ですなぁ(笑)

気になったらやらなければ気に入らない、自分でやってみたい、というのが凝り性(症)といえば、アタリです。

No title

こんばんは。
私も、ひょんな事から最近自家現像を始めたんです。
でも、まだまだ分からないことだらけで悪戦苦闘しております。

現像に慣れたらプリントにも挑戦するつもりです。
完全に時代に逆行しておりますが、とても楽しいのでありですよね。

もっと早く始めれば良かった・・・といった感じです。

Re: No title

りんのすけさん、こめんとありがとうございます。

> 私も、ひょんな事から最近自家現像を始めたんです。
> でも、まだまだ分からないことだらけで悪戦苦闘しております。

わーい、仲間が増えたー。
色々と情報交換しましょう。

> 現像に慣れたらプリントにも挑戦するつもりです。

おぉ。
小生は、プリントまではちょっと考えていません、今のところ。
暗室の確保は、現時点ではちょいと難しいです。

> 完全に時代に逆行しておりますが、とても楽しいのでありですよね。

かも、かも、です。

> もっと早く始めれば良かった・・・といった感じです。

そういわれれば、そうかもしれませんね。
自分の中で、勝手に壁をつくっていたというか。
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