Synchro In City #530
[Synchro In City #530a]

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2022年度2月例コンテスト「扉」
Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
この歳になって、床屋難民になるとは思ってもいませんでした。
[Synchro In City #530b]

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Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
というのも、、、、
かれこれ半世紀ほどお世話になっていた床屋さんが、店を閉めることになったからです。理由はご本人が高齢になられたことと、借りている場所の地主さんが新しい事業をそこでするとのことで立退きとなったためです。
まあ、自分も半世紀ほど通っているわけですから、ご主人もそれなりのご年齢。お察し申し上げます。
で、床屋。
これまでは、散髪をしたければ、その店の座席に座るだけでよかったわけです。
あぁ、なんていうことでしょう。どこに行けばいいのでしょう。行ったとしても、どう言えば自分の欲しい髪形を伝えることができるのでしょう。そして、その通りに仕上げてくれるとの確証が得られるでしょう。
そんなもやもやと次はどうしたらよいかと結論を出さずにいたら、いつもの床屋での最後の散髪をしてもらってから約1ヶ月半、そろそろ頭が重たくなってきましたし、風呂上がりのドライヤ―時間が長くなってきました。結論はともかく、当面のこのボサボサ感、うっとうしさ感を何とかしなければなりません。
[Synchro In City #530c]

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Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
そこで、今回は背に腹を変えられず、散髪だけを短時間でやってくれるチェーン店に入ることにしました。自動販売機に前金を投入、しばし待って、自分の順番になりました。こんなことになると思っていたので、約半世紀通っていた床屋で散髪してもらったあとに自分のスマートフォンで髪形を撮影しておいたのです。「この店は初めてなのですが、以前の店ではこんな感じで、、、(スマホの画面を見せる)」「はい、かしこまりました、スポーツ刈りですね、ご希望のミリ数はありますか?」。ん?スポーツ刈り??
約半世紀通った床屋で、この髪形になったのは、もうかれこれ四半世紀前なのか、覚えていないぐらい。実はその頃からスポーツ刈りだったでしょうか。床屋のご主人が「〇〇刈り」と宣言してくれていたわけでなく、自分の頭髪は比較的本数多く密、そして太いので、特に後頭部や襟首はバリカンで刈り上げてくれていたのですが、それをスポーツ刈りというのかと初めて知りました。
「えっ、スポーツ刈り? そうは言われていませんでしたが、バリカンでガァーっと、、、どれぐらい残すかはこだわりはありませんね、、、」と返すと、「承りました」とはきはきと応えて電動バリカンのアタッチメントを調整しています。
まぁ、ここまでくると、まさにまな板の上の鯉。
計測していたわけではないのですが、確かに10分程度で頭上はすっきりとし、「これでいかがですか」と後頭部が見えるように鏡を当ててくれます。「ありがとう」と返します。店員さんは掃除機のような、いや、掃除機と同じ機構の吸引機を頭や肩口に当てて、切った毛を吸い取ってくれます。
これまではここから洗髪、少しマッサージ、椅子が横倒しになっての髭剃りと続くわけですが、今回はここでおしまい。前金ですので、そこに居残る理由は微塵もなく、荷物を手に取り店を後にしました。
散髪する店員さんが4名、自分が入った時は後続がいなかったのですが、散髪してもらっている間も客がひっきりなしに訪れ、店を出るときには数名が席に座って待っている状態でした。これは、街中のいわゆる床屋さんがガラガラなわけだ、と独り言ちついて、家路につきました。
妻の評価はこれまでと変わらない、というか、短くなったとは思うが、1ヶ月半も前とどう変わったかなんて答えられません、とのこと。それはそうか、、、、
次回同じ場所に行くか、いわゆる床屋(理容院)を探すか。
床屋探しの新しい「扉」を開けたという小話、フィルムを月に1本使うの会開催の定例コンテストのテーマ「扉」にかけてみました。
[Synchro In City #530d]

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Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
さて、冒頭のコンテスト投稿写真、場所はお判りですかね。背景には形に特徴のある都内の建物なので、わかりやすいかと思います。
この場所のゲートというか、本来は「車止め」だったものと思います。取り外しができるようにはなっているのでしょう。
それがいつの間にか、地面に刺さる部分が壊れてゲート(扉)のような形でプラプラとなってしまい(Synchro In City #334)、しばらく放置(Synchro In City #418、Synchro In City #444)。そのうちにコンクリートブロックが取り付けられ、無用にプラプラとするのが抑えられるようになっていました(Synchro In City #482)。直近では、冒頭のように通り側に張り出していた部分は、路地の側にたたまれています。
なんだか、これが好きで、この近くによるとつい撮影してしまう場所ではあります。
[Synchro In City #530e]

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Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

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2022年度2月例コンテスト「扉」
Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
この歳になって、床屋難民になるとは思ってもいませんでした。
[Synchro In City #530b]

(画像をクリックすると Flickr で縮小前の画像をごらんいただけます)
Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
というのも、、、、
かれこれ半世紀ほどお世話になっていた床屋さんが、店を閉めることになったからです。理由はご本人が高齢になられたことと、借りている場所の地主さんが新しい事業をそこでするとのことで立退きとなったためです。
まあ、自分も半世紀ほど通っているわけですから、ご主人もそれなりのご年齢。お察し申し上げます。
で、床屋。
これまでは、散髪をしたければ、その店の座席に座るだけでよかったわけです。
あぁ、なんていうことでしょう。どこに行けばいいのでしょう。行ったとしても、どう言えば自分の欲しい髪形を伝えることができるのでしょう。そして、その通りに仕上げてくれるとの確証が得られるでしょう。
そんなもやもやと次はどうしたらよいかと結論を出さずにいたら、いつもの床屋での最後の散髪をしてもらってから約1ヶ月半、そろそろ頭が重たくなってきましたし、風呂上がりのドライヤ―時間が長くなってきました。結論はともかく、当面のこのボサボサ感、うっとうしさ感を何とかしなければなりません。
[Synchro In City #530c]

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Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
そこで、今回は背に腹を変えられず、散髪だけを短時間でやってくれるチェーン店に入ることにしました。自動販売機に前金を投入、しばし待って、自分の順番になりました。こんなことになると思っていたので、約半世紀通っていた床屋で散髪してもらったあとに自分のスマートフォンで髪形を撮影しておいたのです。「この店は初めてなのですが、以前の店ではこんな感じで、、、(スマホの画面を見せる)」「はい、かしこまりました、スポーツ刈りですね、ご希望のミリ数はありますか?」。ん?スポーツ刈り??
約半世紀通った床屋で、この髪形になったのは、もうかれこれ四半世紀前なのか、覚えていないぐらい。実はその頃からスポーツ刈りだったでしょうか。床屋のご主人が「〇〇刈り」と宣言してくれていたわけでなく、自分の頭髪は比較的本数多く密、そして太いので、特に後頭部や襟首はバリカンで刈り上げてくれていたのですが、それをスポーツ刈りというのかと初めて知りました。
「えっ、スポーツ刈り? そうは言われていませんでしたが、バリカンでガァーっと、、、どれぐらい残すかはこだわりはありませんね、、、」と返すと、「承りました」とはきはきと応えて電動バリカンのアタッチメントを調整しています。
まぁ、ここまでくると、まさにまな板の上の鯉。
計測していたわけではないのですが、確かに10分程度で頭上はすっきりとし、「これでいかがですか」と後頭部が見えるように鏡を当ててくれます。「ありがとう」と返します。店員さんは掃除機のような、いや、掃除機と同じ機構の吸引機を頭や肩口に当てて、切った毛を吸い取ってくれます。
これまではここから洗髪、少しマッサージ、椅子が横倒しになっての髭剃りと続くわけですが、今回はここでおしまい。前金ですので、そこに居残る理由は微塵もなく、荷物を手に取り店を後にしました。
散髪する店員さんが4名、自分が入った時は後続がいなかったのですが、散髪してもらっている間も客がひっきりなしに訪れ、店を出るときには数名が席に座って待っている状態でした。これは、街中のいわゆる床屋さんがガラガラなわけだ、と独り言ちついて、家路につきました。
妻の評価はこれまでと変わらない、というか、短くなったとは思うが、1ヶ月半も前とどう変わったかなんて答えられません、とのこと。それはそうか、、、、
次回同じ場所に行くか、いわゆる床屋(理容院)を探すか。
床屋探しの新しい「扉」を開けたという小話、フィルムを月に1本使うの会開催の定例コンテストのテーマ「扉」にかけてみました。
[Synchro In City #530d]

(画像をクリックすると Flickr で縮小前の画像をごらんいただけます)
Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
さて、冒頭のコンテスト投稿写真、場所はお判りですかね。背景には形に特徴のある都内の建物なので、わかりやすいかと思います。
この場所のゲートというか、本来は「車止め」だったものと思います。取り外しができるようにはなっているのでしょう。
それがいつの間にか、地面に刺さる部分が壊れてゲート(扉)のような形でプラプラとなってしまい(Synchro In City #334)、しばらく放置(Synchro In City #418、Synchro In City #444)。そのうちにコンクリートブロックが取り付けられ、無用にプラプラとするのが抑えられるようになっていました(Synchro In City #482)。直近では、冒頭のように通り側に張り出していた部分は、路地の側にたたまれています。
なんだか、これが好きで、この近くによるとつい撮影してしまう場所ではあります。
[Synchro In City #530e]

(画像をクリックすると Flickr で縮小前の画像をごらんいただけます)
Leitz-Minolta CL + C-Tessar 28/8 Mod-M, Ilford HP5 Plus
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus
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