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深山幽谷 #142: FF Portrait #1

[深山幽谷 #142a: FF Portrait #1a]
深山幽谷142a
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Olympus Stylus TG-4 Tough
Photoshop Retouched


雪原に立つ。





[深山幽谷 #142b: FF Portrait #1b]
深山幽谷142b
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Yashica T4 Super, Kodak T-MAX 400
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


案内していただいたのはこの方、Oさん。


[深山幽谷 #142c: FF Portrait #1c]
深山幽谷142c
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Yashica T4 Super, Kodak T-MAX 400
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


釣り場の視察、上流に向かう道路、積もる残雪で行く手を阻まれ、途方に暮れていると、後ろから声がしました。
「なんだよぉ、この雪に怖気づいているのかい」
はぁぁっ....、何だこの人は....、車のナンバーから見て地元の方。
完全に不意を突かれました。この季節にここに来たことがないので、こんなに雪があるとは思っていなかったものですから、どうしたものかと....、とシドロモドロで返します。
「俺はよぅ、これからこの先に歩いて行くけど、付いてくるかい」
....、お願いします、と言わざるを得ないでしょう、この状況からして、こちらの思い過ごしでしょうけれど、挑戦を受けたような気がしたものですから。


[深山幽谷 #142d: FF Portrait #1d]
深山幽谷142d
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Yashica T4 Super, Kodak T-MAX 400
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


残雪の残る林道を歩くこと約1時間、本流に合流する沢のひとつから降下開始、本流に取り付きます。

その間も眼にする風景が何もかも初めて、Oさんの後を付いてそんな残雪の残る林道歩きの指導を受けつつ、釣りにまつわる四方山話を取り交わしつつ歩いていたものですから、時間はあっという間に経ってしまいました。それにしてもフライフィッシングをしていて残雪期の登山テクニックであるキックステップを使うとは思ってもいませんでした。フライフィッシング用ウェーディングシューズの底はフェルト地とやわらかくて平べったいので、キックしても残雪で滑ってしまって、ステップが作りにくいことこのうえない、のです。何より気をつけないとならないのはブリッジ、つまり、残雪の底部分が沢水等でえぐられている場所。見た目は積もっていても薄くなっていて体重で踏み抜いてしまい、最悪、残雪の底まで落ちてしまい、その衝撃でブリッジ部が倒壊して残雪の下敷きになってしまう、そんな危険な状態を見分けつつ進むのです。そしてもうひとつ気をつけなければならないのが、この残雪の時期は残雪の重さに耐えかねた山肌が土砂崩れを起こすことです。この土砂崩れに巻き込まれないようにするには、音、山から小石などが落ちてくる音に注意を払うことです。あまり道の崖際を歩かず、目線を進行方向と足元だけでなく、前方山の斜面にも気を配る、ということを教えてもらいました。
残雪が消えた斜面や路肩には、カタクリの花が咲き、芽吹いたばかりのフキノトウ、名も知らないきれいな花が咲いています。そんな景色に癒されつつ、歩みを進めたのでした。


[深山幽谷 #142e: FF Portrait #1e]
深山幽谷142e
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Yashica T4 Super, Kodak T-MAX 400
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


えっ、熊ですか。
この時期、確かに熊が冬眠から覚め、更に子育て時期でもあるので、熊との遭遇は絶対にしたくないものです。熊、本当に怖いです。とはいえ、この時期の熊は木に登って春に芽吹いた木の芽を食べるのが普通らしく、木に登っている熊の姿は残雪の白とのコントラストで見つけやすい、とのことでした。幸い今回の残雪渓流行程中にその姿を見つけることはありませんでした。よかった....


[深山幽谷 #142f: FF Portrait #1f]
深山幽谷142f
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Olympus Stylus TG-4 Tough
Photoshop Retouched


Oさんの釣りは餌釣り、この時期はぶどう虫ですね。深みを選んで仕掛けを送り込みます。しかしながら、Oさんが思っていたよりも水量が多く、流れもが強かったようで、思ったような釣りにはならなかったようです。しきりにまだ早かったかなぁ、を繰返します。
沢に下りて小1時間、次の大堰堤が見えてきました。Oさんは堰堤の吹き出し口に、ポイントがあると見込んで先を急ぎます。小生はフラットな水面を選んではプレゼンしつつ遡ります。すると、Oさんが帰ってきます。
「だめだぁ、釣りにならない」
延べ竿はしっかりとたたまれていました。そろそろ戻る時間かも知れません。戻りはあの残雪林道を1時間半は歩かねばなりません、そう、あらゆる想定をしなければならない残雪林道をです。体力ギリギリでは危険過ぎます。Oさんに従って、戻ることとしましょう。
えっ、小生の釣果ですか。それは....


[深山幽谷 #142g: FF Portrait #1g]
深山幽谷142g
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Yashica T4 Super, Kodak T-MAX 400
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


と、突然始めてた FF Portrait。
実は、ここのところ釣りをしていて出会う方々と色々とよく会話をしている、積極的に会話をするようにしているのです。そんな中で、あ、写真をお撮りしようかな、なんて雰囲気もあるのですね。そこで、これからは積極的に写真も撮らせていただこうかと思った次第。
とはいえ、相手は渓魚釣りに来られているわけですから、ポイントに向かうこと、釣りをすることで気がせいているかもしれません。そこいらへんで上手くお付き合いできれば、フライフィッシング、いや、釣り場にまつわるポートレート写真を撮らせていただけるのではないかな、なんて思っております。

最後に、厳しいことや楽しいことなど色々と教えていただいたOさんに厚く御礼を申し上げて、今回のエントリをしめたいと思います。Oさん、ありがとうございました。


[深山幽谷 #142h: FF Portrait #1h]
深山幽谷142h
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Apple iPhone-7
Photoshop Retouched

テーマ : 自然の写真
ジャンル : 写真

tag : Camera.T-PROOF Films.Kodak-TMAX400 Camera.Olympus-TG4 Camera.iPhone 釣行.南魚沼 人.Portrait

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