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Tokyo Portrait #7

[Tokyo Portrait #7a]
TokyoPortrait07a
(画像をクリックすると Flickr で縮小前の画像をごらんいただけます)
2016年4月度 月例コンテスト「サークル」
Vest Pocket Kodak + Kodak Anastigmat F8, Rera Pan 100
Self-Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


最近お近づきになった皆さんです!






背景になっている場所、ご存知の方も多いのではないかと。ギャラリー世田谷233です。
そこで、3月末に開催されていたグループ展「ANALOG CREATURES ~フィルムカメラの逆襲! ~」にお邪魔したときに撮影させていただきました。
みなさん、カメラや写真に大変詳しくて話は尽きることなく、展示している写真そっちのけでお話しに興じてしまいました。もちろん、写真も拝見しました。フィルムカメラで撮る楽しさ、フィルムカメラだから撮るというような意思、そんなものが伝わる写真展だったのではないかと思います。
今回はありがとうございました。これからも皆さんとお付き合いさせていただければと思っております。今後もよろしくお願い申し上げます。


さて、この撮影に用いたカメラ、小生の Vest Pocket Kodak は当然ながら(?)、127フィルム、いわゆるベスト判フィルムを使用しています。フィルムはいつもかわうそ商店さんで入手できる ReraPan100-127 を使用しています。モノクロフィルムゆえ自家現像も可能、フラットベッドスキャナーでスキャンすれば、約100年前のカメラとレンズで撮影した結果がデジタル化されて、コンピュータ画面で見ることができる。というところまでは前回やっておきました。
その時の課題が、今後127フィルムを使うのなら、フラットベッドスキャナー用のフィルムマスクを作りたいな、ということ。

で、今回、いい機会(?)だったので、フィルムマスクを作ってみました。
小生が使用しているスキャナーは Canon Canoscan9000F です。このスキャナーには、135と120、135のスライドマウント用のマスクが用意されています。フィルムスキャン用の光源は画面の中央付近にあり、マスクの位置決めに突起が出ている、と言う形状になっています。
色々と考えてみましたが、このマスクの構造と概要構造を利用してしまうのが手っ取り早いかと考え、作成に着手。
材料は100円ショップ、それもダイソーで売っている画用紙「Card Board」、B4紙3枚入りの黒色を使用しました。これは、とある手作りカメラの達人のお二方が共通してお教えいただいた御用達素材です。手にすると確かにマット(つや消し)感があり、厚手でしっかりとしていて、写真用フィルムの厚さより若干厚い、即ち、張り合わせればフィルムトンネルが厚さの調整をせずにできてしまう、という。
あとは接着するためのボンド。カッターと直定規、採寸のためのノギスや各種寸法測定定規。
最初は頭の中のイメージから一気に作ってみました。が、失敗。まぁ、使えないこともないのですが....、  まずは、フィルムの有効部分を切り取る線がぐにゃぐにゃ、つまり、エッジとなる部分をカッターで切っているからで、小生の技術レベルだと(晩酌後のせいだ、といういいわけもありますが)まっすぐにならずうねってしまいます。これは、買ってきた紙の外周をそのまま使うことで、解決しそう。同様にフィルム端を載せておく部分も直線度がキモ。フィルム端を押さえる機構も少々シビアに作りこまないと。
ということで、フリーハンドでは限界を感じて(当たり前か)、いきなりCAD?? なんてことはなくて(爆)
CADソフトも使い方も分からない小生は、Microsoft PowerPoint で、図形を組み合わせて、約1時間程度で構想をまとめてみました(笑)
ベースは2層構造で両端橋渡しも含めれば3層、フィルム押さえ部分は両端橋渡しを含めて2層プラス押さえチップ。スキャン時のエッジを立たせるため、画用紙外周を使う部分をきっちりと決めてパーツ作成、張り合わせて、約1.5時間。なんとかいい感じに仕上げられたかな、と。
で、出来上がったフィルムマスクがコチラ。画像上側が120フィルム用のフィルムマスクになります。下側の小生作成の127フィルムマスク、フィルムを入れて、押さえをかぶせた状態になります。


[127 Film Mask for Flatbed scanner: Canoscan 9000F]
FilmMask127a


スキャナーにセットして、押さえ部分を跳ね上げた図がこちら。
中央部分のクリーム色は、押さえ部分を連結させるためのクラフトテープ。そのうち黒いマジックで塗るつもり。
127フィルム端がトンネルの上に載っている情況がお分かりいただけるかと。


[127 Film Mask on Flatbed scanner: Canoscan 9000F]
FilmMask127b


使用感はというと、満足です!
出来上がり感や仕上はまだまだではありますが、フィルムスキャンしてみると、エッジがしっかりと出ているためか、フィルムのゆがみも少なく、スキャナーのガラス面から画用紙1枚分の隙間があるので、スキャナーの蓋を閉じる前にブローすれば、糸くずなどのごみの挟み込みは極小。
実はこのごみの挟み込みが少ないというのが、満足の第一理由。これまでの経験で、ごみが付かないようにするにはスキャナーの蓋を閉じる直前のブローが有効で、フィルムを直接ガラス面に置く方法だと挟み込みごみは取りきれないどころか、フィルムをガラス面に直接置いた時点で除去をあきらめざるを得なく、作業上のストレスを感じていたのです。これで、厚紙1枚分の隙間の存在により、ごみが少ないスキャンができそうで、このストレスからが軽減できそうです。
このマスクを使うことで、水平または垂直もほぼ無修正でスキャンイメージを得ることができ、Photoshopでの編集工程も少なくなります。これも満足の理由のひとつですね。また、ガラス面にフィルムを直接置くと出やすいニュートンリングもフィルム端押さえをすることで出にくくなりました。

というわけで、今回のスキャンイメージはこのフィルムマスクを使ってスキャン。操作性も出来上がりもよかったかな、と。
ちなみに、フィルムの現像は ID-11 を 1:1 に希釈して、液温24度で8分という条件。ちょっと過現像気味だったかな、と。
小生の Vest Pocket Kodak、世に有名な「ベス単」とはレンズが異なり、4群4枚の Anastigmat。約2m程度の場所にピントがあるみたいで、晴天の順光での撮影なら、1/50のシャッタースピードで F=16 ぐらいには絞れるのですが、ピントをはずしたところはやっぱり? 甘い描写に。それはそれで、いい描写なのではないかと。
ホント、約100年前のレンズとカメラではあるのですが、侮れない!



[Tokyo Portrait #7b]
TokyoPortrait07b
(画像をクリックすると Flickr で縮小前の画像をごらんいただけます)
Vest Pocket Kodak + Kodak Anastigmat F8, Rera Pan 100
Self-Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

テーマ : カメラ散歩
ジャンル : 写真

tag : Camera.VestPocketKodak Lens.KodakAnastigmat_F8 Films.ReraPan100 街.世田谷・杉並 人.Portrait

コメント

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No title

RERAPAN・レラパンの宣伝、ありがとうございますm(__)m

Re: No title

Mさん、コメントありがとうございます。
いつもお世話になっております。

> RERAPAN・レラパンの宣伝、ありがとうございますm(__)m

127フィルムとしては唯一?ですからね。
こちらこそ、大変助かっております。
127スプールも発売になったようで、よかったです。
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Author:Weekend Outdoors

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