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街の秋 2015 #6 / Autumn In The City 2015 #6

[街の秋 2015 #6 / Autumn In The City 2015 #6]
街の秋2015-06a
(画像をクリックすると Flickr で縮小前の画像をごらんいただけます)
2015年12月度 月例コンテスト「赤」
Super Ikonta 532-1 + Tessar-Opton T 105/3.5, 6 x 4.5, Kodak Portra 400
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


この写真は、小布施で撮ってまいりました。






小布施と言えば、栗。
それもありですが、カメラマニアなら垂涎の的、コシナさんの4つの工場があるあたり(爆)
というわけで、縁があって、コシナさんの小布施事業所と中野事業所を見学させていただく機会を得ました。

拝見させていただいたこと、あまりに多すぎて、自分の言葉で整理してお伝えするのにはかなりの時間がかかってしまいそうです。
丁度いい資料としては、ガンダーラ井上さんがお書きになった「ツァイス&フォクトレンダーの作り方」と言う本。また、その元ネタとなっている、コシナさんのホームページにある特集「コシナ こだわりの理由」。
これらに挙げられている通り、カメラとレンズが大切に造られていました。本当にひとつひとつ丁寧に、多くは手作業で。それを間近で拝見することができて、感動しました。つきなみな表現ですが、これ以上の表現ができないぐらい。
この本や Web の特集記事は事前に読んでいましたし、事業所にお邪魔する前に予習と称して再度読み返してはいました。しかしながら、実物はその文字と画像・写真の知識としての領域をはるかに超えていました。百聞は一見にしかず。言い古されたことわざではありますが、当にその通り。見学後に復習と称して、再々度読み返すと、更に理解が深まると言うもの。

本や Web の内容を繰り返して、賛辞ばかり繰り返してばかりではナンなので....

Distagon T* 35/1.4 ZM のネームリングの色入れをしていた
色入れ工程の作業室で見つけました。小生の有するレンズのシリアル番号から下ること約230番。小生が手に入れたのが今年の8月、そこから約3ヶ月。月産100本程度? という勘定になるのでしょうか。
少ない? いやいや、コシナさんにおけるレンズの製作工程を知ると、このスピードは納得です。

②Zeiss Ikon Limited Edition の理由が判明した
小生の Carl Zeiss Zeiss Ikon (Silver) には、Limited Edition として本体のシリアル番号とは別にもうひとつのシリアル番号が振られています。
この理由が分からなかったのです。一説では、パーツ寸法が図面の中央値(※1)で造られているという都市伝説があるとかないとか。
そこで、中野事業所にお邪魔した際、質問してみました。お答えは、現在コシナさんの顧問となられた元中野事業所長からいただきました。
それは、「Hasselblad の依頼により(代理店経由?)で販売されるために約1000台ほど製造した」とのこと。そして、中身は他の Zeiss Ikon と同等、ほぼ同等ではなく、当に同等とのこと。
この手がかりでググって見ると、このページに行き当たりました。確かに Hasselblad との関係で作られた、とあります。
むむむー、そうであったか!
なぞは解けたのですが、すっきりしたと言うか、ちょっと残念というか。まあ、上述検索結果にも出てくる通り、1200台の限定品、コレクターズアイテムとのこと。こうなると、ググってできてたサイトに書かれている「黒革ケース」と「レーザーエッチの文鎮」が見てみたいものですね。元箱の画像も見つけましたし。
それにしても、米 Hasselblad社の依頼でと言うことですから、想定、US販売が前提だったのではないかと。それが、今、日本の小生のところにあるわけですから、それもまたお話としては、なかなかのものではないかと :-)
※1: 機械加工品などはぴったりと同じ寸法にできるわけもなく、ばらつきをもっています。ばらつきがあっても性能上問題がない範囲を公差として指定、図面寸法には中央値と公差という形で示されます。例えば、100±0.01とか。これは、100.001~99.999までOKということ。ここで中央値とは、この100と言う数値、つまり、100.000の寸法になっていると言うこと。

③小布施でおいしいお味噌屋さんを見つけました
コシナさんの工場見学を終えて、小布施の街をブラパチ。今回の写真もそんな時に撮影しております。
何かお土産でもと思っていると、お味噌屋さんが眼にとまりました。
お店の名前は「穀平みそ」。なんだか引き寄せられるように店内へ。
酒のあてに味噌漬けでもと思って物色していると、「お味噌、試食できますよ」と声がかかりました。進められるままに数種類味見。おっ、なんだかおいしい。米こうじ味噌と季節限定の梅味噌(梅を味噌で和えた逸品)を求めました。
店頭にあった市場に出せそうにないシナノゴールドという鮮やかな黄色いリンゴ、5個100円のところ1個だけ20円で分けてもらいました。このあと小1時間ブラパチする予定だったものですから。お店の方にお願いして洗ってもらって、頬張りながらぷらぱちの続きというオマケ付きで。
帰宅して米こうじ味噌と梅味噌を食べてみると、なんと美味! すぐにネットショップで追加注文。Webサイトには掲載されていなかった梅味噌もメールでやり取りしてゲット! とても丁寧にご対応いただきました。この場を借りて御礼申し上げます、ありがとうございます。

てなわけで、コシナさんの工場見学、とっても有意義でした。
なお、コシナさんと小布施に向かう前日は小雨降る上高地を散策してまいりました。
これからしばらくは、小布施のブラパチをカラーで、小雨で煙る上高地はモノクロで撮影した写真を掲載します。


[コシナさん、秋空をバックに]
街の秋2015-06b

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : Camera.SuperIkonta531-2 Lens.Tessar105/3,5-Ikonta Films.PORTRA400 街.長野県 動植物.紅葉

コメント

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No title

3年前、長野旅行に行った際、偶然にコシナの工場を発見して
「わーコシナ発見!」と大喜びしたのを思い出しました。
いつか工場見学してみたいです。
どういった経緯で工場見学が可能だったのでしょうか?マップカメラ?

WeekendさんのZeiss Ikonは価値ある一品だったようですね。
私のIkonはまもなく100本目のフィルムを通します。
今はとても絶好調ですが、故障の際の距離計などの調整は
今でもコシナでやってもらえるのでしょうか?

噂のデジタルベッサのお話は聞かれましたか?
IkonブランドかBESSAブランドで出して欲しいですよねー。

Re: No title

瞬民さん、コメントありがとうございます。

> いつか工場見学してみたいです。

機会があったら、ぜひともお勧めです!

> どういった経緯で工場見学が可能だったのでしょうか?マップカメラ?

カメラ関係のお集まりで工場見学の機会をいただきました。

> WeekendさんのZeiss Ikonは価値ある一品だったようですね。

中身は通常版と変わらないし、本体シリアルとは別の刻印があるぐらいで、元箱やらその他のオマケもないわけですから、微妙なところですね ;-<

> 私のIkonはまもなく100本目のフィルムを通します。

本数数えていらっしゃるのですね、すごい!

> 今はとても絶好調ですが、故障の際の距離計などの調整は
> 今でもコシナでやってもらえるのでしょうか?

修理はやっていただけるものと思っております。

> 噂のデジタルベッサのお話は聞かれましたか?
> IkonブランドかBESSAブランドで出して欲しいですよねー。

小生がコシナさんにお邪魔したときには、見当たらなかったような....
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