FC2ブログ

Zeiss 沼90丁目

ある意味、究極のスナップシューター、かも(笑)






[Leica D3]
LeicaD3-01a


シリアル番号から推定するに 1938年製の Leica D3 です。なお、3は通常ギリシャ数字のⅢを用いることが多いですが、機種依存フォントに相当しますので、以下、3を用いることとします。

このD3、ご覧の通りのブラックペイントでクロームボディ、そして、色々と年代を感じさせる外観(笑)
貼り革は、いつかの時点で張り替えたと思われるブラウン系、ベトツキまではしませんが年代を感じさせる香りがします。軍艦部分の社名やシリアル番号は、腐食が噴出したようなにじみがあります。クロームパーツの刻印+黒塗料は問題なく読み取れます。入手したときは本体にしっかりとヤニが付いており、かなりの枚数のティッシュペーパーを使ってある程度まで拭き取りました。これ以上執拗に清掃するとプラックペイント部分まで傷つけてしまいそうなので、このある程度のレベルで中断しました。今後使っていくうちに、また、少しずつ積み重なる使用感でなじんでいくことでしょう。


[Leica D3]
LeicaD3-01b


このカメラについては色々な方が書かれているので、そこいらへんはばっさりと割愛させていただきます。
ちなみにバルナックライカについて詳しいな、と思ったのはこのサイトでした。

空シャッターの状況で気づいたのは、シャッター幕のたるみ。シャッターチャージするとシャッター幕はピンッとしているのですが、シャッターを切った後はフレームとの間に隙間ができるかのようにたるみが生じていました。フィルム1本分試写したところでは、光線漏れなどの症状もなく大きな問題にはなりそうにありませんでしたが、念のため手に入れたお店に相談して具合を見てもらいました。特に異常はなく、前に修理した方がシャッター幕をしっかりと織り込まなかった(?)からとのこと。これも使ってゆくうちに具合が悪くなったら修理することとしましょう。


[Leica D3 + Nikkor S.C. 50/1.4 L]
LeicaD3-01c


手持ちのライカスクリューマウントレンズを引っ張り出して....(笑)
とはいえ、このレンズは推定1950年製、一回りほど年齢が違いますね。
ブラックのボディーにクロームのレンズ鏡胴、この取り合わせも似合うものですね。
レンズが重いので、前つんのめりになるのですが、撮影の如くホールドすると、レンズを抱えている感じでバランスは悪くないなと。
それにしても、D3内蔵のファインダーは小さくて、見にくいですね。アバウトにこっちの方、ぐらいにしか見定められませんし、Nikkor S.C. 50/1.4 L 程度のレンズになるとファインダーの右下がけられる(見渡せない)ようになります。となると、f:50mmの外付けファインダーが....、おっと危ない!  そのうち、そのうち....


[Leica D3 + W-Nikkor C 35/2.5 L]
LeicaD3-01d


続いては、W-Nikkor C 35/2.5 L です。
もちろん(?)、D3 の撮影用ファインダー=構図確認用フレームは、ブライトフレームがない、概ね f:50mm の窓になっています。よって、f:35mmレンズなどを使用する場合には外付けファインダーを装着することになります。ここでは、Leica 純正アクセサリである SLB00を装着しています。年代的にはかなり後年のアクセサリーではありますが。
今更ながら、SLB00ファインダー、いいっすね(爆)。すっきり見やすい、大きな窓で、撮影対象がそこにあるかのような見え方。ファインダーではピント合わせしているわけではないのですが、さも、被写体にピントが合って、その前後左右はピンボケしているように見える、錯覚できるファインダーだなと。
これは私見で、誰も言っている(書いている)ことを知りませんが、D3クラスの撮影用ファインダーは分かる程度にしかなっていないようですね、あたかも、外付けファインダーを使用することが前提のような。後世のレンジファインダー、例えば Leica M3 や Zeiss Ikon などは、レンジファインダー距離計の虚像と構図を決めるブライトフレームが同じ画面で見えるし、ブライトフレームの外の視野も得られて、ここを切り取っているのね、とか、フィルム視界より外側で何が起きているかが撮影者に分かり・推測できて、撮影範囲外も見ええるし、ブライトフレームの視差補正(近距離にピントを合わせようとするとブライトフレームが動く)ができたりするファインダーが搭載されているのと比べると、いや、これは比べてはイケないのかもしれませんが、ファインダーに何を求めるかという思想のようなものまで感じます。

かなり道が外れてしまったようです、スミマセン。
もしかして、これも誰も言っていないようなので、小生の思い過ごしかもしれませんが、ライカスクリューマウントのレンズって、レンズを装着した際にレンズのピント指標が真上来ませんよね。たいてい、レンズ先端からボディー側を見ると、レンズの装着回転方向の右側に指標が来る、という。これって、ファインダーを付けていたら、真上からは読みにくいからではないのかな、と。右側なのは、シャッターボタンを押す手である右手でカメラをホールドしていると(片手で持っていると)、指標は右側にあったほうがヒョイッと見やすいから。やっぱり、外付けファインダーを装着することを前提に作りこみがされているカメラなのではないかな、と。とはいえ、比較的古い Elmar 50/3.5 L や、ここに挙げる W-Nikkor S 35/2.5 L などは、ピント合わせで回ってしまうレンズボディ側に絞り値と被写界深度が描かれていて、マウント側に距離指標があるタイプであると、結局、距離を読むのは回ってしまった先、つまり、常に右側あるわけではなく....。きっとこのレンズ以降、少々改善されたのかな、と推測するわけであり....
このSLB00ファインダーを装着した姿をまじまじと(ウットリとして)見ていたら、そんなことを色々と思った次第。
違っていたら、または、そんなこと常識だよ、と言うことであれば、ご教示いただきたく。


[Leica D3 + W-Nikkor C 35/2.5 L]
LeicaD3-01e


あ、ところで、何で今更バルナックライカなのかと言うと....、
確かに憧れだったりもするのですが、ロシアン超広角レンズ Russar MP-2 20/5.6L を手に入れた頃から、そのうちLマウントカメラを手に入れようと思い始めたのです。それはこの Russar MP-2 は距離計非連動、すなわち、正確な距離計や素晴しいファインダーを有する Leica M3 を用いるのは、なんだかもったいない....、というちょっと捻じ曲がった理由によるものなのです。内装距離計も内臓のファインダーも求められないLマウントカメラ、そんなある意味わがままな、手頃なカメラを探していたとき、これを見つけたわけです。そんな待望のLマウントカメラではあるのですが、Russar MP-2 を装着するより何よりこのクラシックライカの佇まいに酔ってしまって....、装着や撮影をまだしておりません(爆)
ま、そのうちに、ね。


さて、それでは、その撮影結果を見てみましょう。
カメラ本体の試写なので、基本、写真の写りには現れないと思われますが、シャッタースピードの具合、カメラという道具と小生のなじみ具合なんかが、ちょっとだけでも出るかもな、と。
なお、試写には先に登場の Nikon W-Nikkor C 35/2.5 L に外付けファインダーとして Leica SLBOO を装着と言ういでたちでありました。


[Leica D3 試写a]
LeicaD3-01g
Leica D3 + W-Nikkor C 35/2.5, Kodak Tri-X 400
Self-Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


いつでも初めて使うカメラの最初の撮影、ファーストショットは特別な感じのするものですね。
いくらそれまで空シャッターを切っていたとしても、フィルム詰めての実撮影。緊張と言うことではないのですが、ちょっと違うかも。
さて、ここで撮ろうと思い立ち、このカメラの手順である、フィルムチャージをしてからシャッタースピードを選択、適正露出を得るべく絞りを合せて、
距離計でピントを合せてシャッターボタンを押す。うーむと思って、なんとなく納得したりしてみたりして。


[Leica D3 試写b: 1/500秒]
LeicaD3-01h
Leica D3 + W-Nikkor C 35/2.5, Kodak Tri-X 400
Self-Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


シャッターの最高速を試すべく、手ごろな場所を探して撮影。フィルムの露光状態からすると、スピードは概ね確保できている模様。1/1000秒が欲しいところではありますが、まあ、十分かな。
ところで、D3 のスロー以外のシャッタースピードは、1/30 - 1/40 - 1/60 - 1/100 - 1/200 - 1/500 と、遅い(スロー)スピードに手厚いのですね。遅いほうは精度からすると、どれも同じような速度になってしまいそうですが....、フィルムの常用感度が今と比べて低い当時としては、このスロー側がありがたかったのでしょうね。現在だと選択にちょっと迷ってしまいそうですが。


[Leica D3 試写b: 1/8秒]
LeicaD3-01i
Leica D3 + W-Nikkor C 35/2.5, Kodak Tri-X 400
Self-Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


スロー側も試してみましょう、ここでは一気に 1/8秒に。この撮影結果から、ネガ濃度から見るとスピードはOKそう。そして、何よりブレていない(と思う)のですよ。小型ボディで持ちやい、というのが効いているのだと思います。コレばっかりは現像してみないと分からないので、現像→スキャンして納得した次第。


ここまで使ってみると、もしかしたら、街撮りならコレだけでいいかも、なんて妄想するにはいい材料になりそうです。
ということは、これらは何を持ち出そうかと言うときに迷うネタになる、ということに?
むむむーっ....


[Leica D3, 軍艦部]
LeicaD3-01f

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : Camera.Leica-D3 Lens.W-NikkorC35/2,5 Films.Kodak-TriX400

コメント

非公開コメント

プロフィール

Weekend Outdoors

Author:Weekend Outdoors

検索フォーム
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリ
タグ
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
参加しています
にほんブログ村