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Zeiss 沼84丁目

三代目はナンとやらと申しますが.....
Carl Zeiss銘レンズ搭載のデジカメ、の3台目(三代目)!
今回は、本命? CONTAXブランド!!






[CONTAX SL300R T*]
SL300RT-01a


でしょっ :-p
年末の市場巡回で発見、回収してまいりましたっ!


って、このカメラの存在、はっきり言って、小生の中にはおぼろげにも残っておりませんでした。
当初は、中古カメラ店の陳列棚上方にあった Sony Cybershot W350 を久しぶりに見かけたので、現在活躍中の二代目の代替用に手に入れておくかな、なんて思いつつ視線を下方に移動したところ、視線に「CONTAX」の文字が?
あぁ、こんなデジカメあったんだ....
てなことで、こちらをお持ち帰りに~
店員さんには、電池が全く機能しない(満充電してもすぐにバッテリー切れになる)ので、使い物になりませんよ、と言われる始末。
年末年始のお遊び用に、という大義名分(← これも中古カメラを手にしてしまう常套句)により、英断を決意しました。


[CONTAX SL300R T*]
SL300RT-02a


持ち帰って、よく見てみると....
確かに電池がかなり、というか、ほとんど機能しないぐらい疲労していることを除いては、本箱も各パーツが納められていたビニールシートも健在。ストラップは袋から出されてもいない状態。テキスト類もばっちり、さすがに保証書はありませんでしたが。
電池は、ネットで調べて、1個調達しました。中国製とのことで、充電-放電回数は300回はイケるとのこと。
1週間に1度使ったとしても、300週=約6年。まあ、この1個で大丈夫でしょう(笑)。

というわけで、ほとんど一切このデジカメのことを知らずに手に入れてきたわけで、少し調べて見ることにしました。
初代:Cybershot T9 と、二代目:Cybershot W350 という、同じ(?)Carl Zeiss銘 Vario Tessar を搭載したコンパクトデジカメ、調べたところを一覧表にしてみました。


[3台の Vario Tessar 搭載コンパクトデジカメの比較表]
SL300RT-12a



うーん、どれも、イマドキのデジカメからすると一桁も二桁も低いスペック....、まあ、SL300RT* に至っては11年も前の機体ですから、仕方ないですかね。それにしても、技術革新のスピードと低価格化はものすごいものがありますね。たまにこのような表を作って比較すると痛感させられます。
とはいえ、さすが、CONTAX ブランドだけあって、SL300RT* にはVario Tessar に「T*」がついています。これだけの違いか、と言うところではありますが。
スペックでは出てきませんが、SL300RT* は、インナーフォーカス/インナーズーム機構を有しており、フォーカスとズーム時にレンズの出入りがありません。その機構を本体に仕込み、また、当時もてはやされた?「薄型」を実現するために、センサー+フォーカス+ズーム・ギアは本体長手方向(と言っていい?)に仕込まれています。よって、撮影時には、このままでもいいのですが、本体中央部で、レンズ部分とモニター部分を回転させて使用することになります。


[SL300RT* 使用時]
SL300RT-03a


このタイプって、かなり懐かしい使用方法ですよねぇ。
回転角度は120度もあり、液晶モニターのある側に向けることもできて、最近はやりの(?)、自画撮りも簡単にできると言う....
そして、このボディーを回転させることにより、薄型でありながら、カメラのホールド感はよく、慣れると薄型コンパクトデジカメにありがちな指を緊張させて持つようなことはなくて、ブレ低減にも役立っていそうです。


[SL300RT* 使用時]
SL300RT-04a


色々と Webサイトをケンサクしてみた結果を以下に掲載しますが、どれも「当時は」もてはやされた模様。
・デジカメプラス: 矢野渉の「クラシック・デジカメで遊ぶ」
・デジカメプラスの前進(と記憶しています)のITメディア・PCユーザーの記事
・京セラのホームページに残存する(?)カタログ
・兄弟??の京セラ Finecam SL300R についての日経トレンディの記事

そうそう、最後に、操作性。
これは、可もなく、不可もなく。
SIGMA DPシリーズにならされている小生には、どこが使いにくいのか検出できませんでした(爆)

まあ、それにしても、マクロ近接20cmとか、ワイド端でも135相当38mmな焦点距離、何より317万画素、かなり非力と言わざるを得ないかな、と。
まあまあ、そう言わずに、次からの実写をごらんください。


[CONTAX SL300RT* 試写1]
SL300RT-05a
CONTAX SL300RT*


まあ、なんと青い空なんでしょう(爆)。
元の画像サイズが 2048×1536 で、圧縮後が 640×480 と面積では約 1/10 になっています。つまり....、暴言と知りつつ言ってしまうと、blogにこのサイズで掲載する程度であれば、この程度の画素数でいいか、と。
ちょっと気に入ったのが、ビルのガラス面。左上の飛んでしまいそうな窓枠がしっかりと区別できることですね。

ちょっと、トーンの出方を見てみましょう(笑)


[CONTAX SL300RT* 試写2]
SL300RT-06a
CONTAX SL300RT*, Photoshop Retouched


モノクロ化には Photoshop を使っています。
ハイエンドからローエンドまで結構いい感じで再現しているように思えます。
これぐらいの逆光なら、ゴーストは出ないようです。


[CONTAX SL300RT* 試写3]
SL300RT-07a
CONTAX SL300RT*, Photoshop Retouched


さすがにここまでくると、ゴーストが....
フレアも出ていたので、Photoshopでちょちょいとレタッチして、色再現を施してみました。
空が飛んでいるのは、当然として、その逆光の中でも葉っぱがしっかりと識別できるところと、かなりいいところまで色を捉えているように思います、いかが?
恐るべし「T*」!

では、マクロを。


[CONTAX SL300RT* 試写4]
SL300RT-08a
CONTAX SL300RT*, Photoshop Retouched


さすがに11年も前のCCDの色解釈は偏っているようで、Photoshopで修正する前は、イチョウの葉っぱはどぎつい黄色でした。色修正してみると、葉の葉脈もリアリティある表現で、納得。20cmの近接しかできないことは、確かにもの足りない感がありますが、まあ、仕方のないところかな、と。


[CONTAX SL300RT* 試写5]
SL300RT-11a
CONTAX SL300RT*, Photoshop Retouched


普通の被写体(笑)
動く対象には極めて弱いようですが、F2.8のなせる業か、とてもリアリティのある描写になっていると思います。
縮小しているものの、毛並みや、鼻の湿り具合など、いい描写ではないかと。
普段撮りでも、いい仕事してくれそうです。

さて、夕方にワープして(← うっ、古い言い方だな、こりゃ)。


[CONTAX SL300RT* 試写6]
SL300RT-09a
CONTAX SL300RT*, Photoshop Retouched


同様にモノクロ化などに Photoshop を使用しています。
沈み行く夕日から、遠景の富士山、手前の土手を行き交う人など、かなりしぶとく表現しきっていますよ、これ。
モニターが良いとよくわかるのですが、これはなかなかかな、と。(ノートPCのモニターだとちときつい....)

最後に夕暮れの空。


[CONTAX SL300RT* 試写7]
SL300RT-10a
CONTAX SL300RT*, Photoshop Retouched


普段のデジカメでも結構再現の難しい色。
Photoshopの力を借りてはいますが、元=取って出しのJPEG が良くなければ、ここまでは引き出せないかな、と。


というわけで、強引にまとめると....
11年前のデジカメではあるものの、写真を決めるのは「レンズ」。
って、どこかで聞いたフレーズですね(爆)
Photoshopレタッチが必携ではあるものの、L版プリント程度であれば(もしかしたら2Lまではいける?)、なんら問題ない写真が撮れそうです。
新しい電池を手に入れたことですので、少なくとも300回は楽しもうかと、思っております :-)

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : Camera.SL300RT

コメント

非公開コメント

No title

どもども。

この京セラブランド版は持っています。
今や懐かしのスイバルが楽しいカメラですが、いかんせんバッテリーがプアなので実用は難しいですね。
個人的な経験として純正がダメなら互換品もダメなので互換品を手に入れるのも躊躇しています。

あっしは派手目な発色もデジっぽくて好きですよ。

Re: No title

Rikkieさん、コメントありがとうございました。

> この京セラブランド版は持っています。

Rikkieさんもお持ちでしたか :-)

> 今や懐かしのスイバルが楽しいカメラですが、いかんせんバッテリーがプアなので実用は難しいですね。
> 個人的な経験として純正がダメなら互換品もダメなので互換品を手に入れるのも躊躇しています。

さすがに11年前。
充電地も時代を感じさせますよね。
デジタルカメラ毎に電池形状が違う、これって、結構なストレスですよね ;-<

> あっしは派手目な発色もデジっぽくて好きですよ。

カラーは、そこが難しいですよね。
小生は、自然な、そういう点では、濃すぎない味付けが好きです。
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