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IR事始 11

[IR事始 11a]
IR事始11a
(画像をクリックすると Flickr でスキャンしたままの画像をごらんいただけます)
Hasselblad SW + SC72 filter, Rollei Retro 400S
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


今年の赤外線写真の主役はやっぱりコチラ






超広角レンズ搭載の Hasselblad SW、こやつででも赤外線写真を撮ってみようではありませんか。


ということで、機材的に準備したのは、次の2つ(カメラとフィルム以外で)。


(1)フィルター

いつものように、ステップアップリングとプロテクトフィルターにゼラチンフィルターを組み込んだ、赤外線フィルターを作ります。
とはいっても、今回はフィルター径が35mmフィルムのレンズと違って、大きい!
カメラ本体というか、レンズ本体のフィルター径は、直径67mm。ここから77mmにステップアップ。ずっしりとした感のあるフィルターとなりました。
しかしながら、カメラ本体のフィルターねじがやや疲れ気味で、あまり何度も付けはずししたくない、渋くてねじが締まりきれなく、力任せに取り付けると、はずすときに組み立てフィルターが分解されてしまうということに。

とあるところで、京セラ・CONTAX の 67-77mmメタルフード用ステップアップリングが使い物になる、と読んだので....
このステップアップリングをフード代わりにすることにして、これに合うサイズの組み立て式フィルターを作ろうかと、考えたわけですね。

と、簡単に言いますけど、ご存知の方も多いと思いますが、世の中のフィルターは最大でも82mmまでが標準とされて、それ以上は特殊の部類。大判カメラ用のレアものになるのです。
77mmから、ゼラチンフィルターを載せる縁を確保するとすると、フィルター径は95mmにを選択しました。
そうすると、ゼラチンフィルターも通常の50mm角では足りないので、100mm角を選択することになりますが、今となっては、この100mm角のSC72フィルターはレアモノ。なんとかネットショップで2枚ゲット。
77-95mmのステップアップリングは、特注品相当。ネットショップで見つけたのですが、中国から空輸されるようなシナモノで、ブツの値段より、送料がその倍かかるという....
77mmにしても、95mmにしても、プロテクトフィルター(色が付いていない)がない! 中古カメラ屋に行っては、当たってみること約半月、何とか揃いました。
特に95mmのフィルターは Nikon 製で、ちょっとレアモノかと :-)
そして、重い!
そして....、実写したら、四隅がケラレる。
フィルター径:67mm → ステップアップリング:77mm → 薄型のプロテクタフィルター → ステップアップリング:95mm → 厚い(?)フィルター。
径より、全長が問題なんですね、きっと。
ま、超広角レンズの画像なので、四隅のケラレは、大目に見てもらえるかな??? (んなわけないか....)
フィルターごときでここまで引っ張ってまで、赤外線写真を撮ろうなんて考えている人は居ないのではないかと、思えてくるぐらいですね(泣)


[赤外線フィルター]
IR事始11f


[IR事始 11b: 巨大?フィルターによる撮影結果(四隅のケラレ)]
IR事始11d
Hasselblad SW + SC72 filter, Rollei Retro 400S
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus



(2)赤外線撮影用露出計

この際、ということで :-p
いまいち調子が悪くなったというか、もしかしたら、故障はしていなくて使い方に問題があったのかもしないけれど、どちらにしても測定結果に信頼をおくことができずに更新してしまった Gossen Digisix を改造することにしました。
先端についている入射光測定用の光球を取り去り....、そこにゼラチンフィルター:SC72を当てはめ、周囲を Sugruで接着も兼ねて埋めてみました。
この改造 Digisix の測光感度を、いつも赤外線写真撮影用に使用しているフィルム: Rollei Retro 400S の通常撮影(?)感度である ISO400 に設定して測光、表示されたEV値(正確には、SC72フィルターを通過した後の光量による)で、絞り値とシャッタースピードを割り出して、カメラの絞り値とシャッタースピードを設定します。何らかの補正、例えば、測定されたEV値に+1するとか(Digisixの測定セルが自然光で調整されているはずなので、フィルター通過後の赤外線領域まで、感度に直線性があるとは到底思えないので)が必要と想定していたのですが、段階露出撮影をした結果は、この改造Digisix の測定EV値で割り出される、絞り値とシャッタースピードによる撮影が適正露出になりました。
あくまで、 Hasselblad SW の Biogon 38/4.5 レンズに Fujifilm SC72 フィルターを装着して通過した光が、Rollei Retro 400S を感光させた場合、ということではありますが。
ちなみに、撮影条件で言うと、フィルターなしで EV=16 / F=16 / SS=1/250s の新緑は EV=11 / F=8 / SS=1/30s ぐらいになります。赤外線をよく反射するような広葉樹の新緑の存在が、効いてくるので、ここはという場面では、この条件前後の撮影条件で撮影しておくのは、赤外線写真撮影の王道ということになるでしょうか。撮影枚数の少ない120フィルムでは、ちょっと痛い話ではありますが。


[IR事始 11c]
IR事始11b
Hasselblad SW + SC72 filter, Rollei Retro 400S
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus



というわけで、冒頭のような赤外線写真を撮影することができるようになりました。
中判6×6で超広角レンズならではのスケール感のある、赤外線写真を撮影できればなぁ、と思っております。


[Hasselblad SW で、赤外線撮影ブラパチ]
IR事始11e



[IR事始 11d]
IR事始11c
Hasselblad SW + SC72 filter, Rollei Retro 400S
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : Camera.Hasselblad-SW Lens.Biogon38/4,5 Films.ROLLEI-RETRO400S 形.赤外線写真

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