FC2ブログ

Zeiss 沼50丁目

新春や、犬も歩けば....






レンズに当たる(字余り) :-)


先日、小生の Carl Zeiss Sonnar 85/2 C は、開放から暫し絞っても中央付近にハロが残って、ソフトフォーカス調な仕上がりになってしまう。それはそれでいいのだけれど、絞り開放でも、もう少しシャープな絵が欲しい。Carl Zeiss なオリジナルレンズを追うのもいいけど品薄なので、コピーな Jupiter か、Nikkor がないかな。なんて書きこんでいました。


年末回ることができなくて、年明け早々に行くことにした中古カメラ店にあったんですよ、コレが。


[Nikkor P C 85/2 C]
Zeiss沼50a



Contaxマウント用の白鏡胴(クローム)の Nikkor P C 85/2 C です。
マウント近くの鏡胴に ’C’ の刻印があります。
距離指標はフィート。
フードはステップアップリング風の部分と筒の分離型で、クロームの鏡胴と同じ質感のもの。もしかしたらオリジナル?
リアのキャップは、社外、それも最近のモノで、多分、これ
かすーかに黄色くなっていますが、曇りはほとんどなし。傷も極小。
コーティングの剥がれは、ほとんどなし。蛍光灯を映しこんでみると、前玉の曲線が綺麗なこと(うっとり)。
ピントリングはちょっと緩めで、無限大側で少々引っ掛かりがあるものの、大きな問題はなし。
絞りへの油乗りは、まあ、こんなものかな、程度で皆無ではないですが、まあ許容範囲。
値段は....、小生の予算内。程度のいい Jupiter 85/2 とほぼ同じような価格でした。


というわけで、連れて帰ることにしました :-)


[Nikkor P C 85/2 C on Contax Ⅱ]
Zeiss沼50b


ずしりと重い鏡玉。
ちょっと秤で計ってみました。フードなし、キャップ類なしの素の重さ。
Carl Zeiss Jena Sonnar 85/2 C ⇒ 411g
Nikkor P C 85/2(今回ゲットしたレンズ) ⇒ 476g
Nikkor P C 105/2.5 L ⇒ 539g

レンジファインダー用ニッコールを知るためにいつもお世話になっているこのサイトによれば、小生のNikkorは f:85mmで少し軽く、f:105mmで少し重い、と言うことになりました。
マウントの違いなどもあるかと思いますので、一概にこれがドウと言うことにはならないと思います。

ちなみに、小生の持つ最重量級レンズと言えば、Y/Cマウントの Makro Planar T* 100/2.8 で、今計ってみると、なんと730g!
CONTAX一眼レフRX(今計ってみると888g、ストラップ込み)と組み合わせると、約1.7kgに!!
重っ....


と、脱線しましたが、Nikkor P.C. 85/2 に戻ってw


[Nikkor P C 85/2 C on Contax Ⅱ]
Zeiss沼50c



もちろん(?)、そんなモノがあるとは思っていなかったのですが、手元には ContaxⅡ があったので....
帰り道に試写することにしました。(ドコで手に入れたかバレバレだな、こりゃ)
f:85mmなファインダーがなかったので、構図はエイッ・ヤアッ~、です。基本、日の丸構図ですねw



気になっていた絞り開放付近での絵から。


[Nikkor P C 85/2 C 試写a:絞り開放=F2]
Zeiss沼50d
Contax Ⅱ + Nikkor P C 85/2 C, Fomapan 100
Self Development, AGFA Rodinal 1+50
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

[Nikkor P C 85/2 C 試写b:絞り=F5.6]
Zeiss沼50e
Contax Ⅱ + Nikkor P C 85/2 C, Fomapan 100
Self Development, AGFA Rodinal 1+50
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


開放:F=2 なんですが、かすかにハロが乗っていますが、基本的にクリア。
小生の Carl Zeiss Sonnar 85/2 C よりは、クリアです。
ボケもスムース、描写もいい。さすが、ベルテレ先生! ゾナーの偉大さを今に! ってな感じです。

で、動くもの=海鳥 ではボケているのか、ブレているのか分らないので(爆)....
手持ちのものでも写すか、てなことになって、撮り終わったばかりのフィルム・パトローネをベンチに置いて(更爆)....
もう少し近づいて撮影すればよかったですね(沈)....
専用ファインダーがなかったから、構図が決められなかったから、ということにしてください(泣)....


[Nikkor P C 85/2 C 試写c:絞り開放=F2]
Zeiss沼50f
Contax Ⅱ + Nikkor P C 85/2 C, Kodak Tri-X 400
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

[Nikkor P C 85/2 C 試写d:絞り=F5.6]
Zeiss沼50g
Contax Ⅱ + Nikkor P C 85/2 C, Kodak Tri-X 400
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

[Nikkor P C 85/2 C 試写e:絞り=F16]
Zeiss沼50h
Contax Ⅱ + Nikkor P C 85/2 C, Kodak Tri-X 400
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


絞り開放:F=2 でもパトローネの白い部分(実物は銀色)からのにじみも極小で、ピントも ContaxⅡの距離計とばっちり合っています。


翌日、カラーフィルムでも試してみました。
露出をいちいち測って設定するのが面倒だったので(※2)、プログラムAEが使える Zeiss Ikon に Contax - Leica M アダプタを付けて(※3)。
ちなみに、今回の Nikkor の中望遠は外爪装着タイプのレンズですが、このアダプタはちゃんとピントが来ているのは実証済み。
ピントリングのトルク感がありすぎる、つまり、ピントリングをまわすのが超重いのが難点かな。内爪も外爪も同様に重いので、今度少し軽くなるようなグリスを入れてみるかな。
※2: あぁ~、怠惰だっ、って言わないで~~
※3: Bessa R2C にもTTL測光機能が付いていますが、f:85mm/F:2 なレンズは基線長の関係でピント合わせが正確にできない危険性があるので、Zeiss Ikon を選択しております。


[Nikkor P C 85/2 C 試写f:絞り開放=F2]
Zeiss沼50i
Zeiss Ikon + Nikkor P C 85/2 C, Kodak Portra 160
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus

[Nikkor P C 85/2 C 試写f:絞り=F5.6]
Zeiss沼50j
Zeiss Ikon + Nikkor P C 85/2 C, Kodak Portra 160
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


絞り開放:F=2 でも結像はしっかり、白いおみくじのキワもくっきり、にじみ(ハロ)は極小に思えます。
カラーの再現性も悪くないし、レンズの変色による影響も極小に思えます。
生憎直接太陽がのぞいていなかったので、真逆光は試せませんでしたが、想定、ある程度ヌケのいい絵が撮れる気がします。



というわけで、今回はこれまでのもやもや(絞り開放から低絞りで、ハロが乗る)があったものですから、作例がてんこ盛りでした~
最後にマップを。
Zeiss沼50k

tag : Camera.Contax2 Camera.ZeissIkon Lens.NikkorPC85/2C Films.Fomapan100 Films.Kodak-TriX400 Films.PORTRA160

コメント

非公開コメント

No title

どもども。

ユピチェリ9の価格でニッコールとは良いお買い物でしたね。
ニコンSマウントってコンタックスとは繰り出し量が違って、標準より長いレンズは距離計が合わないって聞きましたが、そんなことないんですね。それとも、本当にコンタックス用のニッコールがあるのでしょうか。

モノクロが楽しそうなレンズですね。

Re: No title

Rikkieさん、コメントありがとうございます。

> ユピチェリ9の価格でニッコールとは良いお買い物でしたね。
> ニコンSマウントってコンタックスとは繰り出し量が違って、標準より長いレンズは距離計が合わないって聞きましたが、そんなことないんですね。それとも、本当にコンタックス用のニッコールがあるのでしょうか。

コンタックス・マウントの距離計ニッコールです。
鏡筒に「C」の刻印があります。
多くの距離計ニッコールに、純正Sマウントだけでなく、ライカスクリュー・マウント(通称Lマウント)と、コンタックス・マウントが用意されていました。

> モノクロが楽しそうなレンズですね。

ですね。
開放で使うと、色収差が目立つので、モノクロだと面白いと思うんです。
今後も使ってゆきたいな、というレンズです :-)
プロフィール

Weekend Outdoors

Author:Weekend Outdoors

検索フォーム
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリ
タグ
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
参加しています
にほんブログ村