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いくわよ!

[いくわよ!]
いくわよ01a
Bessa R2C + Jupiter 50/2 C, Kodak Portra 160, Stereo Adaptor
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


ちゃんと立体的に見えますか?


ご存知の通り、ステレオグラムですね。
これは、どのようにして撮ったかというと、次の装置(?)を使いました。


[ステレオ・アダプター on Bessa R2C]
ステレオアダプター01a


キエフ製で、キエフまたはContaxマウント用に作られています。
Contaxマウントの外爪バヨネットにこのアダプターを装着します。
ということは、レンズは内爪バヨネット・タイプしか、つまり、f:50mmしか実質的に装着することができません。

ということで、キエフの Jupiter 50/2 を手に入れたわけですね。


Contaxマウントの f:50mmといえば、小生は Carl Zeiss Jena Sonnar T 50/1.5 を所有しています。
もちろん内爪バヨネットだし、このアダプターの内径より小さいので使えないことはないですが、装着するとレンズ先頭にある絞りが調節できないのです。
正確には調整するためには、いちいちレンズを無限遠(戻した状態)にしなければならず、その位置では絞り値が読めない、ということに。
ということで、実質的に Sonnar 50/1.5 は使用できません。
ということで、Sonnar 50/2、つまり、Jupiter 50/2 が実質的に使い勝手がよいレンズ、ということになります。

キエフのステレオ・アダプターだからと言って、キエフのレンズを使うこともないの(Carl Zeiss の Sonnar 50/2)ですが、まあ、折角ですので。値段も倍半分違うし。
また、キエフまたはContaxのカメラを使うのが正統かなとも思えますが、そこは最新型(と言っても2001年)で、TTL露出計が備わっているカメラを使います。
そして、これで Bessa R2C の活用方法が広がり、利用頻度も高まるでしょうから :-)


このステレオ・アダプター、つくりは単純で、左右にプリズムが配置されていて、135フィルムの1コマに左右の像が写し込まれる、ということになっています。
凝っているというか、ああそうなのね、というところは、アダプターの左右のプリズム窓の距離が大人の顔の目の間隔にほぼ等しい(約75mm)になっていることです。
カメラはレンジファインダーなので、このステレオ・アダプターを通した画像を直接見ることができません。
ま、覗き込んだところで、片目では立体視できない、のですけれどね。
しかしながら、レンジファインダーカメラゆえ、距離はちゃんとあわせることができるわけです。


余りに単純な構造ゆえか、プリズムにコーティングがされていないためか、コバ(黒塗り)がない??ためにフレアが結構でます。
水平より上に向けると画面下方に露出過多気味にたなびいている白いエリアがそうですね。
このフレア対策として、厚手の画用紙に黒のポスターカラーで着色したフードもどきを作って、しばらくはしのぐことにしました。



そんな仕組みで撮影したのが、冒頭の写真。
これを「フィルムを月1本」の7月のお題:「塔」 に向けて使ってみました。
「塔」といえば、最近話題なのが、東京スカイツリーや、東京タワー。
それを独自の視点で、ということも考えはしましたが、地元にある「塔」を探してみることにしました。



それでは、もう少し他の写真を見てみましょう。



[ステレオグラム 試写a]
ステレオグラム試写01a
Bessa R2C + Jupiter 50/2 C, Kodak T-MAX 400, Stereo Adaptor
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus



[ステレオグラム 試写b]
ステレオグラム試写01b
Bessa R2C + Jupiter 50/2 C, Kodak T-MAX 400, Stereo Adaptor
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus



[ステレオグラム 試写c]
ステレオグラム試写01c
Bessa R2C + Jupiter 50/2 C, Kodak T-MAX 400, Stereo Adaptor
Self Development
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus


[ステレオグラム 試写d]
ステレオグラム試写01d
Bessa R2C + Jupiter 50/2 C, Kodak Portra 400, Stereo Adaptor
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus



[ステレオグラム 試写e]
ステレオグラム試写01e
Bessa R2C + Jupiter 50/2 C, Kodak Portra 400, Stereo Adaptor
Scanner: CanoScan 9000F + Silverfast SE plus



どうです? ちゃんと立体画像に見えるでしょうか?

ステレオグラムには、大きく3つの方法があります。
①裸眼:平行法
②裸眼:交差法
③専用スコープを使用する

このステレオ・アダプターの構造からすると、平行法が合っているのかな、と。


ステレオグラムといえば、疲れ目の改善や老眼の予防、誇大かもしれませんが視力回復などのうたい文句で紹介されていますね。

今回の写真が立体に見えない、あ・な・た、そう、某店副店長さん、あれから2週間以上経ちましたが、立体に見えるようになりましたか?



ここで、ちょっと面白い?実験をしてみました。
レンズ等のブツ撮りに使用している DP2s の先頭に、このステレオ・アダプターをつけて撮影してみました。


[ステレオグラム?]
ステレオグラム試写01f
SIGMA DP2s + SIGMA 24.2/2.8, Stero Adopter


どうです、ちゃんと立体に見えますよね。
面白いのは、左右像が写っていない範囲まで立体に見える、ような気がするところです。
多分、脳が自己判断して立体画像を作り出していると推測しています。



ちなみに、Contaxの純正としては、ステレオターというレンズがあります。
f:35のレンズが2個ついている、とても凝ったつくりのレンズです。
キエフのステレオ・アダプターは、ローテクながら、とりあえず、でも、しっかりと楽しめるお道具なのでした :-)

tag : Camera.Bessa-R2C Lens.Jupiter50/2C Films.PORTRA160 Films.Kodak-TMAX400 Films.PORTRA400 街.早稲田・高田馬場 街.大森・蒲田 形.ステレオグラム 花.はす

コメント

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No title

こんにちは。
蒲田のタイヤ公園ですね。(京浜東北の車窓から毎日、見てました。)
凄いです!! 見事に立体です!!

ステレオグラムは専用カメラか、同じカメラ2台で撮るものと思い込んで
いましたが「ステレオ・アダプター」という道具があるんですね。
勉強になりました。ありがとうございます。^^

Re: No title

かずさん、コメントありがとうございました。

> 蒲田のタイヤ公園ですね。(京浜東北の車窓から毎日、見てました。)
> 凄いです!! 見事に立体です!!

アタリです。
そして、立体に見えてよかったです。
遠近感が出るような対象を探すのに、少々手間取りました。

> ステレオグラムは専用カメラか、同じカメラ2台で撮るものと思い込んで
> いましたが「ステレオ・アダプター」という道具があるんですね。
> 勉強になりました。ありがとうございます。^^

ステレオグラム作成には、色々な方法があるようですね。
小生のは、フィルムで、それもおおよそ50年前ぐらいの道具、と言うところがちょっと珍しいかな、と言うところでしょうか。
PENTAXには、同様な形状をしたアダプターがあるようですよ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2006/03/28/3437.html

そうそう、今日:8/4、大森駅のクロスポイントに行きましたよ。
面白いところですね :-)
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